そろばん塾長ブログ@芽育・豊中

そろばんの魅力を様々な角度からお伝えしていきます!塾選びや習い事選びで迷っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(^_^)

親として、教師として

今日は我が子の話題です。

昨年1月末に生まれた女の子なのですが、なかなか「我が娘」という感覚がもてずにいました。

ところが最近…。保育園に登園させるのが私の役目で、子供が起きる時間に横にいてあげると、起きた時に笑顔で笑って起きてくれます。娘はしばしゴロゴロしているのですが、見てるだけでも飽きず、正直かわいくて仕方がありません(^_^;)



ご飯も作ってあげると笑顔で食べる、かわいい娘です。子に対する想いが深まる分、生徒たち一人一人に対する接し方も柔らかくなってきたように思います。

「生徒一人一人が、自分の子供だと思って育ててあげてね」と、かつて言われましたが、ようやく一歩踏み出せた気がします。

生徒皆様のお母さん、お父さんの子に対する思いも汲んで、質の高い授業をしていきたいなと思いました。

親としてはふつつかものですが、親先輩のみなさま、ご指導、ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

上級・段位試験結果(上級合格者13名、昇段者3名)

2月に日商上級試験とその1週間後に日珠連段位の検定がありました。上級合格者は1・2・3級合わせて計13名、段位は3名昇段という、かつてない結果が残るようになりました。

■上級の初心者たちの挑戦
今回一番印象に残っているのが3級を受験した8人です。コンマ・小数点・四捨五入と新しい概念が一気に入ってくる級だけに戸惑う生徒もいました。しかし、彼らの「合格したい」気持ちが全員合格という結果に繋がったと痛感しています。

■具体的な期限・目標
特に今回は、試験日という期限と合格点という具体的な目標を強く意識づけてあげました。すると、私が何も言わなくても、彼ら自らが「何とかしなければ」と思っているのを感じるようになりました。そのような意識の高まりと周囲の仲間が一緒に戦っているという認識が一気に集中力を押し上げました。

■自分で決める
上級試験の受験にあたり、生徒達一人一人に「受験する?」とききました。受験を決めた一人一人は、親御さんが言うから、私から言われたから、ではなく、「自分で」受験を決めました。

決めた時の気持ちの軽重はあったにしても、もれなく全員「自分で」決めたのです。段位の受験者は言うまでもありません。

■芽を育てる
だから最終的に彼らは「自分で決めたのだから、頑張ろう」となりました。生徒が目標に向かって走り、教師が伴走しながら走れるようにもなりました。これからも、生徒たち一人一人のやる気の「芽」を育てていく芽育でありたいと思います。

★昇段者・合格者★
日珠連珠算3段 1名(中2)
日珠連珠算準2段 1名(小6)
日珠連暗算初段 1名(小5)

珠算1級 2名(小5、小6・各1名)
珠算2級 3名(小3・2名、小5・1名)
珠算3級 8名(小1・1名、小3・4名、小4・1名、小5・2名)

生徒からのプレゼント

今日はバレンタインデーだったんですね!生徒からプレゼントをもらうまではすっかり忘れていました。妻もそんな話題をちらっとしていたのを思い出しました(^_^;)

■クッキー

かわいらしいクッキーでした。手作りだったのでしょう。また機会があればどのように作ったのかを聞いてみたいと思います(^^)



■彼女にまつわるetc...

小学1年生から通い始め、今5年生の終わりになりました。入学当初は私も開業したてで、生徒の接し方が分らず、なかなかに厳しい塾でした(^_^;)。そんな中でも頑張って続けてくれた生徒さんです。

■ムードメーカー

今や塾の中ではお姉さんのようでも、妹のような、独特なムードメーカーになってくれました。日商珠算1級を取り、日珠連の段位の練習に励み、来月は初めての全珠連段位にも挑戦しようとしています。

■一人ひとりの存在が大きい

彼女をはじめとして、生徒たち一人一人が、時々に応じて、当校の伸びしろ、限界、長所短所を教える「私の先生」になってくれました。

成長するのは生徒ばかりではありません。私も教師でありながら「教師生徒」として、生徒たちから学ぶことも多いです。

どの生徒が、または親御さんが、いつ私を教えてくれる先生になるかわからない、そのような謙虚な思いで進んでいこうと思います。

「お帰りなさい」

今日は「帰ってきた生徒さん」のお話をしたいと思います。

■引っ越してきたばかり
当校と縁があった生徒は、体験だけの生徒であっても一人として忘れる事はできませんが、その中で、引っ越してきたばかりの子のことが印象に残っています。聞けば、お父さんの転勤で移ってきたそうです。

■2年間で2級取得
3年生に通い始めてから、ほぼ2年が経った4年生の2月に日商2級を取りました。真面目な子で宿題は欠かさず、7月に三重で開催されていた七夕大会にも朝6時の電車で一緒に行った思い出がある生徒さんです。

■中学受験
その後、中学受験が理由で「そろばんを一旦置きたい」と、退会されました。「この子の、この努力の延長線上に、少なくとも日商1級は取れるだろうけど…」と思いつつ、重要な進路の分岐点で頑張ろうとしていることが痛いほど分かることもあり、見送ることになりました。

■「受験が終わったらまた戻ってきます」
受験後にまた戻って来ると言葉を残し、退会しました。そしてちょうど1年経った昨日、お電話があり「先生、中学合格しました。1級をどうしても取りたいので、またよろしくお願いします」とのことでした。

正直、驚きと感動を覚えました。受験に合格してくれたことが私も自分のことのように嬉しかったことはもちろんですが、そろばんのことを覚え、また通いたいというのは良い意味でびっくりでした!



■なんとしても目標を達成させてあげたい
熱い思いを持ってもう一度戻ってきて頑張りたいという生徒さんの思いが伝わりました。今後どのくらいの期間のお付き合いになるかは正直わかりませんが、今一度「一期一会」の縁を大切にし「あの時頑張ったから、今度も乗り越えられるだろう」というものを掴ませてあげたいと思います。(もちろん、楽しく通えることが前提です(^_^;))

通学期間の長い短いを問わず、その子の持てるやる気と実力を最大引き出してあげ、どこまで持ち時間の中で引っ張って上げられるか、ここが教師の戦いだと思い、最大限成果を持たせてあげたいと思います。

この4月でついに6年目突入です!

チロルチョコ積大会(芽育新年会)

2018年が始まり、今年も年始に芽育では恒例となった「チロルチョコ積大会」をしました。優勝チームは100個近いチロルチョコを山分けできるということで、私も生徒も今年は一層、熱が入りました(^^;)

■楽しめる雰囲気づくり

新年会では、通っていない友達や兄弟姉妹も参加してよいことにしており、見知らぬ顔もちらほら…。最初はドキドキしながらも、なじんでくるにつれ、「机揺らしたらあかん~!」など知らないお友達にも突っ込みが入っていました(^^;)



いつもとは一味違って、和気あいあいとしながらも、制限時間内で積む緊張感が重なり、とてもいい雰囲気でした!

■初心に帰る

昨年は様々に新しい試みをしてきました。しかし、従来行っていたいいやり方・う行の取り組み方まで抜け落ちてはいないか、それをもう一度見直し、新たな心で今年も出発していきたいと思います!

まずは、2月の日商の珠算上級試験の突破です!今年も皆様、どうぞよろしくお願いします。

2017年も終わりに近づきました。芽育では4ヶ月に1度の「芽育カップ」を催します。

■生徒たちの芽育カップへの思い
写真のように、お菓子がずらりと並ぶだけあり、皆真剣です。家の都合で他の曜日に登校できなかった生徒がこの時とばかりに「子供さんから自発的に」振替をされる時でもあります(^_^;)

「今週なんとかもう一日これないかなあ」と真剣に相談にくる生徒もいました。数々のヒントを与え、なるべく多く参加していただきました。

■賞品とプライド
1位~3位までが豪華賞品で、7~10位、11~20位、以下10人刻みで賞品のランクが変わります。賞品もそうですが、1位~4位の生徒たちは実力差が拮抗しており、プライドを掛けた「静かな」戦いとなりました。



■盛り上がり
競争でつく順位は、賞品と共に名誉が与えられます。これが非常に大きいようで、授業が終わると生徒たちが教師席にわっと集まり「私何位?」と口々に質問します。普段の授業でもこれぐらいの盛り上がりがあると良いのですが(^_^;)

■2017年を振り返り
芽育カップは恒例のイベントですが、今年は競技大会の立ち上げ、全珠連段位の導入と大きな一手を進める事ができました。これもひとえに親御さんの温かいご支援あってのことです。粗相も会ったかもしれませんが、ご容赦いただき真にありがとうございました。来年も生徒さんの成長に全力を傾けますので、何卒よろしくお願いします。

「時間」を意識した方へのプレゼント

芽育では、時間・期限に対してはしっかり教育しています。これは、生徒だけでなく、教師の私にも適用しています。

■授業開始の「時計」
授業開始時間の少し前になると、タイマーをかけます。タイマーが鳴ると、読上げ算を開始します。これは、私も時間を意識し、生徒達も時間を基準にスタートするためです。様々な理由で遅れてくる生徒もいますが、時間が基準なので、申し訳ないながら、彼らは途中からスタートしていただきます。

■始まりの基準
「遅れてきた生徒を待たないのか」という話もありました。しかし、生徒を待っていると、遅れてくる生徒を基準にすることとなります。時間通りに来た生徒たちを待たせるのは、矛盾を感じます。

■「期限」=「時間」
また、時間を違う角度から見てみます。受験を決めた生徒は、そのときから残り時間のカウントダウンが始まります。試験日を前に、残り時間と「現在」の自分の実力を日々意識せざるを得ません。結果の合否に関わらず、目標に向かって頑張る思いが、試験後の喜び、あるいは反省として次回へのステップとなります。これも、受験を決めた生徒がカウントダウンの時計を掴んだ結果得たものといえます。

■時間=種
「時間」は、意識してもしなくても、見えないところで流れていくものです。時間を意識した瞬間から「どこにこの時間を使おう」と人は感じるものだと思います。意識しなければ、流れて捨てるしかない「時間」ですが、使い方次第では、将来実を結ぶ「種」にもなりえます。

試験の合否はもちろん大事ですが、受験を決めた時から得た時間の感覚と、試験当日に至るまでのプロセスが将来万事に通じる「種」になると考えます。

砂時計