そろばん塾長ブログ@芽育・豊中

そろばんの魅力を様々な角度からお伝えしていきます!塾選びや習い事選びで迷っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(^_^)

「公文」か「そろばん」か

どちらも暗算力を身に着けるという目的は同じですね。ではその違いを説明しますね。

■珠算(そろばん)式暗算と公文式の違い

珠算式暗算は、脳でそろばん玉を動かすことが計算となり、計算後に残るそろばん画像が答です。一方、公文式では計算をパターンを化し、パターンの組合わせで論理処理します。

脳科学の観点から見ると

珠算式暗算は右脳を使うといわれており、論理処理は左脳を使うといわれています。

■右脳と左脳

左脳は演算処理を担当し、論理演算は得意でも、記憶が得意ではないそうです。一方、右脳は、五感すべてで認識し、記録媒体のような役割をするそうです。記憶の容量、記憶の仕方も全く違うそうです。

マイクロソフトでは、左脳はCPU、右脳はハードディスクやDVDに例えていました。

そろばんは右脳を鍛え、公文は左脳を鍛えると言えます

■幼いうちに鍛えられるのは右脳

論理的な思考は大人になってからでも十分養えますが、右脳でイメージする力は、ある程度年齢を重ねると(※早くは小学校6年生)、脳でイメージがしにくい状態になります

 ※私の指導経験からも、ある程度年齢が行くと、暗算が入りにくい感覚があります。

■結局そろばんと公文、どっちがいいの?

そろばんと公文では「育てる脳の箇所が違う」というのが結論です。ただし、右脳に関しては鍛えるにも年齢制限があるため、幼いうちに育てておくのをお勧めします。その面では珠算式暗算は適しています。

※公文と珠算の両方ともやる、というのはダメです。どちらも身につかずに終わります。

■まずは門をたたいてみましょう
いずれにしても、早い段階で体験に行ってみましょう。悩んでいる間に1年が過ぎてしまった、という話をよく聞きます。小学校低学年の1年間は脳を作るうえで最高のタイミングです。1年生から学ぶのと、高学年から学ぶのでは雲泥の差があります。

ぜひ早い決断・行動をお勧めします。

分かれ道