そろばん塾長ブログ@芽育・豊中

そろばんの魅力を様々な角度からお伝えしていきます!塾選びや習い事選びで迷っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(^_^)

「自走式」生徒たち

多くの珠算塾では、指導の後時間を測って練習するというのが一般的かと思います。しかし、このやり方では上達すれば同じ内容の練習がかさみ、段になると、もはやマンネリから逃れることはできません。

■塾内競技
マンネリ防止策として最初に始めたのが、1か月に1週間かけて行う塾内競技でした。始めた当初は画期的で、順位も出るので生徒達も興奮していました。しかし、月に1週間しか実施しないため、他の期間はマンネリ化が止まりませんでした。

■実力の「見える」化
そこで導入したのが、上記の競技問題を使った「アバカスサーキット」です。従来と異なる点は、順位がつかない点です。しかし、獲得点数によってランク分けがなされ、そのランクによって色の異なる、ステータスバーが獲得できというものです。実力を「見える化」しました。

DSC_2029

■ステータスバー
これが大成功でした。新しいランクのステータスバーを入手した時の笑顔は、どんな生徒であれ、ブランドを手にしたような誇らしい顔をしています。文鎮としても使えるステータスバーは、毎回の練習時に自分の実力を見せることができます。まさに「ステータス」です。

■自走式は生徒に「目的」を持たせること
生徒が自ら目指す、目に見える「目的」を持たせることができれば、生徒自ら「どうすればもっと点が取れるのか」を考えるようになり、私にも生徒自身から相談しに来ます。その時に教えることは「教わる」とは全く質の違う「自ら学ぶ」もので、自分のものにして行きます。

これが「自走式」の全容でした。芽育は今日も進化・変化を続けます。