そろばん塾長ブログ@芽育・豊中

そろばんの魅力を様々な角度からお伝えしていきます!塾選びや習い事選びで迷っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(^_^)

確認と信頼

昨日の授業の事です。お母さんが同席される幼児の授業で深い学びがありました。

★何があったの?

計算結果を書いた後で、彼女は首をひねっていたわけです。よく見ると…「2」という文字が彼女にとっては2なのか3なのか分からず「どっちだろう?(*_*)」と言うわけです。そこで彼女は2に答えを決め、進もうとしましたが、何度も「本当に2かな…」と言わんばかりに、進みながらもチラチラ何度も目をやっていました。

★確認

『おかしいな』と思ったらもう一回やってみたほうがいいよ」と指導し、やっぱり(^-^;という顔でやり直し、再計算の結果と自分の答が「2」であることを確信し、次に進みました。さて、そこで指導をしました。

 

確認

★指導

「確認して、やっぱり2だと言うことが分かって良かったね!『同じ結果なら、めんどくさい確認をわざわざしなくてもいじゃん』と思うかもしれないけど、確認せずに分からない状況で進むのと、確認をしてはっきりさせて進むことは全く違うんだよ」と話したところ、彼女もうなずき、お母さんはもっとうなずいてました(^_^;)

★確認済みと未確認の差

確認をして得た結果と、確認をせずに得た結果が同じだとして、果たしてその結果の価値は同じなのでしょうか。答は、Noです。たとえば、電化製品でも検査済のものと未検査のもの、長年使った結果、壊れなかったとして、新品を買う時は、当然、検査済のものを買いたいわけです。「同じ結果なんでしょ?」とはなりません。だって不安じゃないですか(^_^;)

★確認は信頼につながる

確認された結果は信頼性が高い」と断言させていただきます!「でもね、確認は面倒くさいの…。」ですよね、でも問題が起こると、結局確認しなかった時点までさかのぼることになるので、僕は信頼を要することは確認することに決めました!

★まとめ

さて生徒の話に戻ります。2か3かを確認してその問題が正解することが大切なのではなく、今回は「確認の大切さ」を学んでいただきました。確認、大切ですよ。だってその後、その子は全く「2か3か」を気にせずに進んでいけましたもん…