そろばん塾長ブログ@芽育・豊中

そろばんの魅力を様々な角度からお伝えしていきます!塾選びや習い事選びで迷っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(^_^)

先生も学び、成長します

ある親御さんとお電話で話す機会があり、塾の歩みを振り返る機会になりました。テーマは「感謝」です。

■「初めまして」
4年半前、開校と同時に入学した小学校1年生の女の子がいました。おそらく2~3人目の生徒だったと思います。姉や父の塾で指導研修はしたものの、責任を持って指導するのは初めてで、指の動き一つを教えるのも教師が緊張するありさまだったのを思い出します。

■生徒の歩み
彼女は小学4年生の6月に日商1級を取り、段位に進みました。そのお母さんとの対話です。その弟がこの4月に入学し、一つ一つ指導をしていくことになったのですが、九九がなかなか覚えられず、家でもCDをかけながら、学習してもらってる様を伺いました。

■「親」として
電話で生徒のことを話しながら、横では生後10か月の娘が私の服を掴みながら、何かを言っているわけです。「かわいらしい声が聞こえますね、かわいいでしょう、大変でしょうけど」と話してくださりながら、開校当時に6級の×算で進級で苦労したことや、お母さんが問題までご自身で作問してさせてくださっていたことなどを話され「親」について改めて考えさせられました。

■育ててくれた感謝
話す中で、当時私は指導数か月、×算も今のような両落ではなく、片落し指導だったことを思い出しました。まだまだ粗削りだった当時を振り返り、申し訳ない気持ちもありながら、未熟な教師を見捨てることなく信頼してくださった親御さんと、頑張ってくれた生徒達を思いながら「感謝」という言葉が自然と出てきました。

■生徒達一人一人を大切に
前進を続けてきた芽育ですが、その裏には数々の方の支えがあってここまでこれた事を改めて感じました。つたないながら、私も娘を育てながら、親にとっては大切な我が子を預けてくださっているのだなと責任感を新たにし、一層謙虚に生徒達一人一人を大切に育てていこうと心を改めた次第です。

来年は39歳、感謝の念を込めて「サンキュー」といえる一年にしたいと思います。